二つの歌
2008年 04月 27日
「4月24日の茅ヶ崎~藤沢9PW」
「25日の藤沢~龍口寺9PW、及び
稲村ガ崎休憩ポイント」で宣伝カー
から流していた歌を皆さんお聞きくだ
さったことと思います。
女性の声で流していたのは『サヨナ
ラ戦争』、歌手は「早苗ネネ」さんです。
男性の声で流していたのは『ねがい』、
歌手は「きたがわてつ」さんです。
「9PW」のイメージソング『どこでも』
があることは勿論存じていましたが、
テープの準備が茅ヶ崎には間に合いませんでした。
そこで、「9PW」の際に流す歌として相応しい(歌詞の深さでも遜色のない)
この二つの歌を選ばせていただきました(実は、この二つの歌は、もう随分
前から、 ”茅ヶ崎9の日スタンディング”のテーマソングでもあるのです)。
『ねがい』の方は、
来たる、2008年5月4日「9条世界会議」のオープニングで歌われます。
『サヨナラ戦争』
作詞作曲 早苗ネネ
by One Earth Chant(ニュージーランド聖歌)
A 日本国民は~正義と秩序を~基調とする国際平和を~
誠実に希求し~国権の発動たる戦争と~武力による威嚇~
又は武力の行使は~国際紛争を~解決する手段としては~
永久に~永久に~これを放棄する~
B Peace peace peace, peace on Earth
Peace peace peace for all the universe
Love love love, love on Earth
Love love love for all the universe
Joy joy joy, joy on Earth
Joy joy joy for all the universe
C 愛の時代が来るよ
人々の心にやさしさと喜びが
あふれるそんな時代が来るよ
感じて今すぐ
あなたの心に平和な地球の
ビジョンをだきしめよう
いつか平和な地球が
当たり前になるまで
心の中に平和の種を育てよう
(Bくりかえし)
(Aくりかえし)
(Bくりかえし)
D 地球上の子どもたちが
武力によって
その未来を絶たれることなく
命を全うできますように
サヨナラ戦争!
サヨナラ殺し合い!
○ 2003年8月6日原爆記念日に広島の平和コンサートで披露されました。
○ 「サヨナラ戦争」という歌は、人類がもうこれ以上殺しあうことなく生きて
いこうという提案の歌なのですが、この歌を歌うことによって私の内面が
成長進化していくのを感じます。最初はアカペラで憲法9条をマントラのように
唱えることにも、誰か人に脅かされはしないかしら?というような根拠のない
不安があったのですが、いざ、歌いだして見ると、静かな湖水に小石を投げて
水の輪が波及してゆくように、聞いてくださる人々の心の中で響き合いが
始まり、人間としての本来のあり方がその場で確認されていくような、浄化の
波に洗われる感覚を毎回体験しています。 早苗ネネ
(この早苗ネネさんは、1968年の大ヒット曲『愛するってこわい』
♪ほほに小さな泣きぼくろ~ を歌っていた「じゅん&ネネ」の
ネネさんです)
○ 私がコレクションした─「九条」の歌─は全部で43曲です。この『サヨナラ
戦争』も勿論そのひとつです(Cの歌詞はCDとHPで少し違いがあります)。
『ねがい』
作詞 大洲中学校3年生有志(2002年)
編曲 山の木竹志
作曲 高田りゅうじ
一 もしもこの頭上に
落とされたものが
ミサイルではなく
本やノートであったなら
無知や偏見から
解き放たれて
君は戦うことを
やめるだろう
二 もしもこの地上に
響きあうものが
爆音ではなく
歌の調べであったなら
恐怖や憎しみに
囚われないで
人は自由の歌を
うたうだろう
三 もしもこの足下に 植えられたものが
地雷ではなく 小麦の種であったなら
飢えや争いに 苦しまないで
共に分かち合って 暮らすだろう
四 もしもひとつだけ ねがい叶うならば
戦争捨てて 世界に愛と平和を
*このねがい叶うまで 人類(わたしたち)は
*歩みつづけることを やめないだろう
(*くりかえし)
○ 2002年3月8日。卒業式を2日後に控えた広島市の大州中学校では、
3年生170名が、「ザ☆ピース」と題する学年卒業式を行いました。そこで
歌われた合唱曲の一つは、大州中学校と広島合唱団の交流から生まれ
たものです。
この歌「ねがい」は、9・11のテロ攻撃への深い衝撃と悲しみから生まれ
ました。あの恐るべき破壊行為、その後の報復攻撃は憎しみ以外のなに
ものでもありません。本当の平和は、相互理解、尊重、信頼からなるのを
知らねばなりません。そのためには非暴力が一番相応しいと、広島市の
中学生が平和宣言を発表。その宣言文に映画「カンダハール」のモフセン
=マフマルバフ監督のメッセージが加えられたものです。「21世紀、ヒロ
シマで生まれたイマジン」 として、広島の中学生の平和のための小さな
活動、これが今、「ねがい」という曲になったのです。
横山基晴(広島市立 宇品中学校)
長田寿和子(神戸市立 湊中学校)
○ この「ねがい」は、英・仏・中など30カ国36言語に翻訳され、歌われ
ています。戦禍のやまないこの時代に、広島から発信された平和への願い
が、世界の人々の心をとらえているのです。またオリジナルの歌詞は
四番までですが、歌詞の五番を応募したところ沢山の歌詞が寄せられて
今は何と!1336番までになり、世界一長い歌になっています。
(この記事を書いた時点で1336番です。その後も増え続けています)
【文責・茅ヶ崎】
「25日の藤沢~龍口寺9PW、及び
稲村ガ崎休憩ポイント」で宣伝カー
から流していた歌を皆さんお聞きくだ
さったことと思います。
女性の声で流していたのは『サヨナ
ラ戦争』、歌手は「早苗ネネ」さんです。
男性の声で流していたのは『ねがい』、
歌手は「きたがわてつ」さんです。
「9PW」のイメージソング『どこでも』
があることは勿論存じていましたが、
テープの準備が茅ヶ崎には間に合いませんでした。
そこで、「9PW」の際に流す歌として相応しい(歌詞の深さでも遜色のない)
この二つの歌を選ばせていただきました(実は、この二つの歌は、もう随分
前から、 ”茅ヶ崎9の日スタンディング”のテーマソングでもあるのです)。
『ねがい』の方は、
来たる、2008年5月4日「9条世界会議」のオープニングで歌われます。
『サヨナラ戦争』
作詞作曲 早苗ネネ
by One Earth Chant(ニュージーランド聖歌)
A 日本国民は~正義と秩序を~基調とする国際平和を~
誠実に希求し~国権の発動たる戦争と~武力による威嚇~
又は武力の行使は~国際紛争を~解決する手段としては~
永久に~永久に~これを放棄する~
B Peace peace peace, peace on Earth
Peace peace peace for all the universe
Love love love, love on Earth
Love love love for all the universe
Joy joy joy, joy on Earth
Joy joy joy for all the universe
C 愛の時代が来るよ
人々の心にやさしさと喜びが
あふれるそんな時代が来るよ
感じて今すぐ
あなたの心に平和な地球の
ビジョンをだきしめよう
いつか平和な地球が
当たり前になるまで
心の中に平和の種を育てよう
(Bくりかえし)
(Aくりかえし)
(Bくりかえし)
D 地球上の子どもたちが
武力によって
その未来を絶たれることなく
命を全うできますように
サヨナラ戦争!
サヨナラ殺し合い!
○ 2003年8月6日原爆記念日に広島の平和コンサートで披露されました。
○ 「サヨナラ戦争」という歌は、人類がもうこれ以上殺しあうことなく生きて
いこうという提案の歌なのですが、この歌を歌うことによって私の内面が
成長進化していくのを感じます。最初はアカペラで憲法9条をマントラのように
唱えることにも、誰か人に脅かされはしないかしら?というような根拠のない
不安があったのですが、いざ、歌いだして見ると、静かな湖水に小石を投げて
水の輪が波及してゆくように、聞いてくださる人々の心の中で響き合いが
始まり、人間としての本来のあり方がその場で確認されていくような、浄化の
波に洗われる感覚を毎回体験しています。 早苗ネネ
(この早苗ネネさんは、1968年の大ヒット曲『愛するってこわい』
♪ほほに小さな泣きぼくろ~ を歌っていた「じゅん&ネネ」の
ネネさんです)
○ 私がコレクションした─「九条」の歌─は全部で43曲です。この『サヨナラ
戦争』も勿論そのひとつです(Cの歌詞はCDとHPで少し違いがあります)。
『ねがい』
作詞 大洲中学校3年生有志(2002年)
編曲 山の木竹志
作曲 高田りゅうじ
一 もしもこの頭上に
落とされたものが
ミサイルではなく
本やノートであったなら
無知や偏見から
解き放たれて
君は戦うことを
やめるだろう
二 もしもこの地上に
響きあうものが
爆音ではなく
歌の調べであったなら
恐怖や憎しみに
囚われないで
人は自由の歌を
うたうだろう
三 もしもこの足下に 植えられたものが
地雷ではなく 小麦の種であったなら
飢えや争いに 苦しまないで
共に分かち合って 暮らすだろう
四 もしもひとつだけ ねがい叶うならば
戦争捨てて 世界に愛と平和を
*このねがい叶うまで 人類(わたしたち)は
*歩みつづけることを やめないだろう
(*くりかえし)
○ 2002年3月8日。卒業式を2日後に控えた広島市の大州中学校では、
3年生170名が、「ザ☆ピース」と題する学年卒業式を行いました。そこで
歌われた合唱曲の一つは、大州中学校と広島合唱団の交流から生まれ
たものです。
この歌「ねがい」は、9・11のテロ攻撃への深い衝撃と悲しみから生まれ
ました。あの恐るべき破壊行為、その後の報復攻撃は憎しみ以外のなに
ものでもありません。本当の平和は、相互理解、尊重、信頼からなるのを
知らねばなりません。そのためには非暴力が一番相応しいと、広島市の
中学生が平和宣言を発表。その宣言文に映画「カンダハール」のモフセン
=マフマルバフ監督のメッセージが加えられたものです。「21世紀、ヒロ
シマで生まれたイマジン」 として、広島の中学生の平和のための小さな
活動、これが今、「ねがい」という曲になったのです。
横山基晴(広島市立 宇品中学校)
長田寿和子(神戸市立 湊中学校)
○ この「ねがい」は、英・仏・中など30カ国36言語に翻訳され、歌われ
ています。戦禍のやまないこの時代に、広島から発信された平和への願い
が、世界の人々の心をとらえているのです。またオリジナルの歌詞は
四番までですが、歌詞の五番を応募したところ沢山の歌詞が寄せられて
今は何と!1336番までになり、世界一長い歌になっています。
(この記事を書いた時点で1336番です。その後も増え続けています)
【文責・茅ヶ崎】
by syonan-0804
| 2008-04-27 15:31
| こぼれ話